佐野史郎インタビュー

ー黎明期の日本特撮ー

 『大仏廻国』に続いて『ネズラ1964』にも参加させていただきました。
2020年はミクロ怪獣が大暴れしたような一年でありました。

 緊急事態宣言の自粛期間中、昭和の日本特撮映画作品を順にあらためて鑑賞しました。
米国産のクラシックモンスター映画と比べると、日本の特撮映画には「世界観の奥深さ」というものを感じましたね。
円谷英二監督をはじめとする特殊技術の素晴らしさはもちろん、物語、役者、音楽、すべてが高クオリティーでした。

ー『大群獣ネズラ』ー

 そんな黎明期の真っただ中に実現しなかった『大群獣ネズラ』を、2020年に実現しようとしていることは、大変意義深いことだと思います。
ヒッチコックの『鳥』に影響されたというこの作品。「鳥」に対抗して「ネズミ」という、その遊び心やセンスはとても惹かれます。
『ザ・ロスト・ワールド 失われた世界』でもそうでしたが、「生物」と「ミニチュア」の撮影は本当に大変だったことでしょう。

生きたネズミとミニチュアの融合。
それが『ネズラ1964』でどう成立するか、いちファンとして、いち出演者として非常に楽しみにしております。

佐野 史郎 (さの しろう)

『ネズラ1964』ではアズマを演じる。

島根県松江市出身。

『夢見るように眠りたい』で映画初主演。1992年のテレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』で一躍話題に。

以降、多数のテレビドラマ、映画に出演。 自他ともに認める特撮フリークでもある。 ​

 

代表作 『毎日が夏休み』 『ゴジラ2000 ミレニアム』 『HAYABUSA/はやぶさ』